クレ・ド・ポーボーテ・コスメデコルテ・アルビオン・カネボウのターゲット分析

コスメ全般

◆ 分析項目:

  • 主なターゲット層(年代・性別)
  • ライフスタイル・価値観
  • 購買動機・チャネル特性
  • 競合ポジショニング

上記の項目で、ブランドごとに分析をしてみます。


① クレ・ド・ポー ボーテ(資生堂)

ターゲット層:

  • 35歳〜60代の高所得女性中心、ハイブランド志向の富裕層・セレブ層
  • 美容意識が高く、確かな結果とブランドの信頼性を求める層

ライフスタイル・価値観:

  • 品格・知性・上質なライフスタイルを重視
  • 美しさに「投資」する感覚を持ち、価格より品質重視

購買動機・チャネル:

  • 百貨店カウンターでの対面カウンセリング購入がメイン
  • 近年は中国富裕層・訪日客による免税需要も多い
  • ギフト需要・自分へのご褒美ニーズが高い

競合:

  • クラランス、エスティローダー、ドゥ・ラ・メール、ヘレナルビンスタインなど
  • プレステージ市場の中でも最上位を狙う戦略

② コスメデコルテ(コーセー)

ターゲット層:

  • 25歳〜50代女性、美容マニアからナチュラル志向派まで幅広い
  • インフルエンサー層や美容業界関係者からの信頼も高い

ライフスタイル・価値観:

  • 科学と自然、実感と信頼のバランスを求める
  • 高すぎない価格で「ご褒美」として使いたい、美肌願望強め

購買動機・チャネル:

  • 百貨店・免税店・一部ECチャネル(公式サイト・一部モール)
  • 中国・台湾などアジア圏で絶大な人気、越境ECにも強み

競合:

  • POLA、SK-II、ランコム、資生堂など中〜高価格帯ブランド
  • 「実力派×美意識高い層」のマーケットでシェア大

③ アルビオン(ALBION)

ターゲット層:

  • 20代後半〜50代の感度高い女性
  • 百貨店や専門店での丁寧な接客・長期的ケアを好むリピーター層

ライフスタイル・価値観:

  • 毎日のルーティンを大切にし、“肌を育てる”実感を重視
  • ブランドとの信頼関係・ロングセラー志向あり

購買動機・チャネル:

  • 主に百貨店・化粧品専門店。対面販売重視
  • カウンセリング販売が基本で、スタッフとの関係性が購買動機に直結
  • EC展開は限定的で、リアル接点に強いブランド

競合:

  • HABA、イグニス、ノエビア、プレディアなど「感触・肌なじみ」で勝負するブランド
  • スキコン愛用者という強固なファン層が競合に流れにくい

④ KANEBO(カネボウ/花王)

ターゲット層:

  • 25〜45歳の都市型・感度高めの女性
  • 美容初心者〜中級者で、機能性や「新しさ」を重視する層

ライフスタイル・価値観:

  • 忙しくても美しさを保ちたい「時間美容」志向
  • モダンでミニマルな世界観に共鳴、ジェンダーレス感覚も受容

購買動機・チャネル:

  • 百貨店/一部セレクト系ショップ/公式オンラインストア
  • 使いやすさ、時短、実用性に共感する傾向が強い

競合:

  • THREE、イプサ、ジルスチュアート(感性派)
  • ソフィーナip、オルビス、dプログラム(機能派)
  • 感性とテクノロジーの「中間ゾーン」を狙った戦略

ターゲット層まとめ(比較表)

ブランド名主な年齢層ライフスタイル・価値観購買スタイル競合ブランド例
クレ・ド・ポー ボーテ35歳〜60代女性品格・高級志向・投資感覚百貨店・高級カウンターラ・メール、エスティローダー
コスメデコルテ25〜50代女性ナチュラル×科学、美肌志向百貨店・免税店・一部ECPOLA、SK-II、ランコム
アルビオン30〜50代女性肌を育てる、毎日続ける、信頼重視専門店・百貨店カウンセリングHABA、イグニス、ノエビア
KANEBO25〜45歳女性実用性・時短・モダン感覚、美の効率性百貨店・公式ECTHREE、イプサ、オルビス、ソフィーナip
この記事を書いた人
安倉 秀人

株式会社大丸にて複数ブランドの統括を行い、現場での売上拡大とスタッフ育成を担当。百貨店の化粧品売場にて10年間、販売マネジメントや販促業務に従事。またメイクアップアーティストとしてイベントを中心に店頭活動に従事。
その後、株式会社船井総合研究所にてエステサロン、化粧品販売店、整骨院など美容・健康業界を中心とした経営コンサルティングに携わり、地域密着型店舗の業績改善を数多く実現。
さらに、株式会社コーセーにて新ブランド「ADDICTION(アディクション)」の立ち上げに販促担当として参画。ブランド世界観の構築や店頭プロモーション設計を行い、ラグジュアリーコスメ市場におけるプレゼンス向上に貢献。
その後、IT企業エスキュービズム株式会社にてソリューション営業に従事し、化粧品業界のDX支援に取り組む。月間MVPを獲得するなど営業面でも成果を上げ、現場・戦略・テクノロジーを横断した提案力を磨く。
独立後は、地域とブランドから化粧品店を探せるポータルサイト「キレイエ」を立ち上げ、美容・健康業界の経営支援と販促・ブランディング支援を行っている。また、中小でIT導入が進まない企業への導入支援とともに、化粧品業界の新しい未来をつくるための活動を行う。

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