毎日のスキンケアの基本である「洗顔」。
でも、やり方を間違えると、逆にニキビや乾燥などの肌トラブルを招くことも。
今回は、10代・20代の男女に向けて、肌を守る正しい洗顔のステップを改めて解説します。
今日から見直して、清潔で健やかな肌を手に入れましょう!
【1. なぜ「正しい洗顔」が大事なのか】

洗顔の目的は「皮脂や汚れを落とすこと」だけではありません。
実は、肌のバリア機能を守りながら、不要な汚れを落とすことがポイントです。
洗いすぎや摩擦は、肌のうるおいを奪い、乾燥・皮脂過剰・毛穴詰まりなどの原因になります。
特に思春期や20代前半は、ホルモンバランスの影響で皮脂分泌が多くなりがち。
「ゴシゴシ洗えばスッキリ」ではなく、「やさしく汚れを浮かせて落とす」が正解です。
【2. 正しい洗顔のステップ】

STEP 1:手を清潔にしてからスタート
まずは手を洗って、手の汚れや皮脂を落としましょう。
汚れた手で洗顔すると、雑菌が肌に広がることもあります。
STEP 2:ぬるま湯で顔を軽くすすぐ
冷たすぎる水は毛穴が閉じて汚れが落ちにくく、熱すぎるお湯は肌の油分を奪います。
32〜35℃程度のぬるま湯がベストです。
STEP 3:洗顔料をしっかり泡立てる
手のひらでモコモコの泡を作りましょう。
泡立てネットを使うと簡単にきめ細かい泡が作れます。
この泡が「クッション」となり、摩擦を防ぎながら汚れを包み込みます。
STEP 4:泡を転がすように洗う
指ではなく「泡」で洗うイメージ。
Tゾーン(額・鼻)は皮脂が多いため丁寧に、Uゾーン(頬・あご)はやさしく。
力を入れすぎると、肌を傷つけてしまいます。
STEP 5:ぬるま湯でしっかりすすぐ
洗顔料が残ると、刺激や吹き出物の原因になります。
髪の生え際やフェイスラインまで丁寧に。
すすぎは最低20回以上が目安です。
STEP 6:清潔なタオルでやさしく水分を取る
ゴシゴシこすらず、タオルで「ポンポン」と軽く押さえるようにしましょう。
タオルは常に清潔なものを使用してください。
【3. 洗顔後の保湿が「肌トラブル予防の鍵」】

洗顔後は肌が無防備な状態。
時間をおかずに、化粧水→乳液(またはクリーム)でうるおいを閉じ込めましょう。
ニキビが気になる人は「オイルフリータイプ」、乾燥が気になる人は「保湿成分配合タイプ」がおすすめです。
【4. NGな洗顔習慣】

- 一日に何度も洗顔する
- スクラブやピーリングを毎日使う
- タオルでゴシゴシ拭く
- 洗顔後に何もつけない
これらは肌トラブルを悪化させる原因になります。
「洗いすぎない・こすらない・放置しない」が美肌の三原則です。
【5. まとめ】
正しい洗顔は「落とす」だけでなく「守る」スキンケア。
毎日の積み重ねが、未来の肌をつくります。
今日から、やさしく・丁寧に・正しい手順で洗顔を見直してみましょう。

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