アルビオンのフラルネがリニューアル。その隠れた実力を検証

コスメ全般

アルビオンの新世代ブランド「フラルネ」とは

アルビオンといえば、乳液先行のスキンケアで知られる日本を代表する高級化粧品ブランド。その中で「フラルネ(FLARUNÉ)」は、2022年に誕生した比較的新しいラインです。従来のアルビオンユーザーよりも若い世代、20代~30代のコスメ好き女性をメインターゲットに設定し、発売当初から話題を集めました。さらにCMにはSnow Manの渡辺翔太さんを起用し、ブランド認知を一気に広げたことでも注目されました。
ただし、アルビオンは販売チャネルを百貨店と化粧品専門店に限定しているため、幅広い層に浸透しているとは言いにくいのが現状です。「気になるけれど、どこで買えるの?」と感じた人も少なくないでしょう。

8月17日リニューアルの目的

そんなフラルネが2025年8月17日、ついにリニューアルを迎えました。今回のリニューアルの大きな目的は、より明確な世代アプローチと、スキンケアの“楽しさ”を体感できるブランドへ進化すること。アルビオンの技術力をベースにしながらも、堅苦しさを排し、「自分に合ったケアを楽しみながら続けられる」ことをコンセプトに再構築されています。
また、スキンケアの効果だけでなく、パッケージやネーミングにも遊び心を取り入れ、店頭で手に取った瞬間に「ワクワク」できるような仕掛けも盛り込まれています。

フラルネの実力とは?

アルビオンの特徴である「乳液先行」のケア理論はフラルネにも継承されています。つまり、洗顔後にまず乳液をなじませてから化粧水を重ねることで、肌が柔らかく整い、その後の美容成分がぐんぐん浸透していくというものです。
さらにフラルネは、肌質やライフスタイルに合わせて選べるラインナップが豊富で、自分の肌の“個性”に合わせてチョイスできるのが魅力。今回のリニューアルでは成分もブラッシュアップされ、保湿力や透明感の向上に加え、環境ストレスから肌を守る機能が強化されています。

新アイテム&人気アイテムをチェック

リニューアル後の注目は、フラルネの象徴ともいえる乳液シリーズ。乾燥肌向け、オイリー肌向け、バランス肌向けと3タイプが揃い、それぞれに最新のスキンケア成分を配合。肌質に合わせて選びやすいのがポイントです。
また、SNSで「#フラルネ」と検索すると人気なのが「化粧水」と「クレンジングオイル」。化粧水はみずみずしく軽やかな使用感なのに、しっかり保湿してくれると高評価。クレンジングオイルは、落ちにくいメイクもすっきりオフできるのに、洗い上がりはつっぱらないと評判です。

まとめ:フラルネは“隠れた名品ブランド”

アルビオン=大人世代のブランド、というイメージを持つ人も多いですが、フラルネはまさに「次世代アルビオン」といえる存在。百貨店・化粧品専門店という限られた販売チャネルゆえに“知る人ぞ知る”ブランドですが、その実力は折り紙つき。
今回のリニューアルをきっかけに、さらにファン層を広げていくことは間違いありません。アルビオンの技術を体感したいけれど、クラシックなラインにはまだ早い…と感じているコスメ好き女性に、ぜひ試してほしいシリーズです。

この記事を書いた人
安倉 秀人

株式会社大丸にて複数ブランドの統括を行い、現場での売上拡大とスタッフ育成を担当。百貨店の化粧品売場にて10年間、販売マネジメントや販促業務に従事。またメイクアップアーティストとしてイベントを中心に店頭活動に従事。
その後、株式会社船井総合研究所にてエステサロン、化粧品販売店、整骨院など美容・健康業界を中心とした経営コンサルティングに携わり、地域密着型店舗の業績改善を数多く実現。
さらに、株式会社コーセーにて新ブランド「ADDICTION(アディクション)」の立ち上げに販促担当として参画。ブランド世界観の構築や店頭プロモーション設計を行い、ラグジュアリーコスメ市場におけるプレゼンス向上に貢献。
その後、IT企業エスキュービズム株式会社にてソリューション営業に従事し、化粧品業界のDX支援に取り組む。月間MVPを獲得するなど営業面でも成果を上げ、現場・戦略・テクノロジーを横断した提案力を磨く。
独立後は、地域とブランドから化粧品店を探せるポータルサイト「キレイエ」を立ち上げ、美容・健康業界の経営支援と販促・ブランディング支援を行っている。また、中小でIT導入が進まない企業への導入支援とともに、化粧品業界の新しい未来をつくるための活動を行う。

公式アカウント
コスメ全般スキンケア
シェアする
▶他の1分でわかるコスメ・美容情報も続々紹介中!
アンバサダー大募集
▶この記事が気に入った方は、友だち追加を
友だち追加

コメント

SNSフォローボタン

公式アカウント
タイトルとURLをコピーしました