【2025年下期】コスメ&美容のトレンド予測|上期のヒット商品をふまえて読み解く!

コスメ全般

2025年上期ヒット商品&注目トピック(振り返り)

1. スキンケアの“肌ミニマリズム”

  • 【ヒット商品】:
    • 資生堂「エリクシール ピュアバランスセラム」
    • 韓国発「NUMBUZIN」ナンバーセラムシリーズ
  • 【背景】:
    • 忙しい日常とインフレ下での節約志向から、「多機能1本ケア」「3STEPで完結」なスキンケアが大人気。

2. ジェンダーフリーなベースメイク

  • 【ヒット商品】:
    • RMK「スキンチューナー」シリーズ
    • SHISEIDO MEN BBジェル
  • 【背景】:
    • 「メンズ向け」「レディース向け」の境界が薄れ、性別を問わない自然なカバー&トーンアップ需要が拡大。

3. “水ツヤ”と“うるキラ”アイメイクの人気拡大

  • 【ヒット商品】:
    • アディクション「ザ アイシャドウ パレット」夏限定カラー
    • hince「ニューデップス アイシャドウ」
  • 【背景】:
    • 韓国の影響で「濡れたようなツヤ」「うるみ感のある目元」が支持され、Z世代を中心にバズ。

4. パーソナライズ&AI診断サービスの活用

  • 【注目】:
    • @cosmeや資生堂のAI肌診断、パーソナライズカラー診断アプリが広がり、自分に合う商品を“科学的に”選ぶ女子が急増。

2025年下期のコスメ&美容トレンド予測

1. “ワンマイルビューティ”の進化系

  • 【キーワード】:「ナチュ盛りメイク」「脱・完全オフ」
  • 【理由】:在宅勤務や近所外出のスタイルが定着し、**「すっぴん風だけど自信あり」**の肌づくりが支持される。
  • 【アイテム予測】:
    • トーンアップUV
    • 色付きスキンケアクリーム
    • ほんのり発色のティントバーム

2. “デバイス美容”のライトユース化

  • 【キーワード】:「持ち歩ける美顔器」「プチ価格ガジェット」
  • 【理由】:本格美顔器ではなく、“ながら美容”を叶える小型デバイスが拡大。ポーチに入れておく美容家電が人気に。
  • 【注目商品予測】:
    • USB充電式のスチーマー
    • ポータブルLEDマスク
    • リップ用EMSケア

3. “インナーケア”דフェムケア”の融合

  • 【キーワード】:「月経サポート」「自律神経ケア」「腸活ビューティ」
  • 【理由】:「外からのケアだけでは足りない」という意識が加速し、フェムケアがより身近に。
  • 【注目商品予測】:
    • ホルモンバランスを整える機能性サプリ
    • 膣ケアアイテム(フェミニンオイルなど)
    • 腸内環境改善と美肌を兼ねたドリンク

4. 「推し活メイク」&“カラー自由化”

  • 【キーワード】:「ブルーアイシャドウ」「ホログラムラメ」「アイドル風チーク」
  • 【理由】:アイドルやVtuberを中心に、「自分の推しに近づきたい」「自分の推しカラーで染めたい」女子が増加。
  • 【注目アイテム】:
    • オーダーメイドリップ(推しカラー)
    • ハイピグメントグリッター
    • カラーライナー(ピンク・ミント・イエロー等)

5. “体験で買う”新時代のコスメ購買行動

  • 【キーワード】:「体験型ショップ」「ARメイク」「イベント試用」
  • 【理由】:SNSだけでなく「体験+感動=購入」の流れが再び注目。百貨店やバラエティショップでもリアル体験重視へ。
  • 【トレンド例】:
    • イベント連動のPOPUPストア
    • AIパーソナルカウンセリング常設ブース
    • 香り・色・感触を体験できる「五感」店舗

まとめ:2025年下期、こんな女子がトレンド最前線!

タイプ特徴トレンド行動
ミニマリスト女子時短・コスパ重視1本多機能アイテムを探す
美容家電女子効率&結果重視ミニ美顔器やLEDを活用
推し活女子自分の世界観重視カラーコスメで表現
フェムケア女子インナーケア重視自律神経ケア・月経管理
デジタル女子データ&AI重視AI診断で自分に合うケアを選ぶ
この記事を書いた人
安倉 秀人

株式会社大丸にて複数ブランドの統括を行い、現場での売上拡大とスタッフ育成を担当。百貨店の化粧品売場にて10年間、販売マネジメントや販促業務に従事。またメイクアップアーティストとしてイベントを中心に店頭活動に従事。
その後、株式会社船井総合研究所にてエステサロン、化粧品販売店、整骨院など美容・健康業界を中心とした経営コンサルティングに携わり、地域密着型店舗の業績改善を数多く実現。
さらに、株式会社コーセーにて新ブランド「ADDICTION(アディクション)」の立ち上げに販促担当として参画。ブランド世界観の構築や店頭プロモーション設計を行い、ラグジュアリーコスメ市場におけるプレゼンス向上に貢献。
その後、IT企業エスキュービズム株式会社にてソリューション営業に従事し、化粧品業界のDX支援に取り組む。月間MVPを獲得するなど営業面でも成果を上げ、現場・戦略・テクノロジーを横断した提案力を磨く。
独立後は、地域とブランドから化粧品店を探せるポータルサイト「キレイエ」を立ち上げ、美容・健康業界の経営支援と販促・ブランディング支援を行っている。また、中小でIT導入が進まない企業への導入支援とともに、化粧品業界の新しい未来をつくるための活動を行う。

安倉 秀人をフォローする
コスメ全般
シェアする
▶他の1分でわかるコスメ・美容情報も続々紹介中!
執筆者大募集
▶この記事が気に入った方は、友だち追加を
友だち追加

コメント

SNSフォローボタン

安倉 秀人をフォローする
タイトルとURLをコピーしました