クレ・ド・ポー ボーテ・コスメデコルテ・アルビオン・カネボウのそれぞれの特徴と強み

コスメ全般

① クレ・ド・ポー ボーテ(資生堂)

特徴:

  • 資生堂の最高級プレステージブランド。
  • 「知性を育む肌」をコンセプトに、サイエンスとラグジュアリーを融合。
  • 肌の知性に着目した独自成分「スキンイルミネイター」が核。

強み:

  • ハイエンド志向の顧客に支持される「圧倒的なラグジュアリー感」。
  • 海外(特にアジア圏)での高い評価・ブランド価値。
  • スキンケアからベース・ポイントメイクまで、完成度の高い総合力。

② コスメデコルテ(コーセー)

特徴:

  • 東洋思想と先進科学を融合させた、コーセーのハイプレステージブランド。
  • 特に「リポソーム技術」が代名詞。
  • 自然派とテクノロジーのバランスが良い。

強み:

  • 「モイスチュア リポソーム」や「AQ」シリーズなど、名品多数。
  • 日本国内はもちろん、中国市場での人気が高く、免税店での販売力も強い。
  • エステティック発想を活かした肌実感に優れる製品群。

③ アルビオン(ALBION)

特徴:

  • 「乳液先行型スキンケア」のパイオニアブランド。
  • “肌を育てる”という視点での製品設計。
  • 高い美容部員の教育レベルと百貨店対応に強み。

強み:

  • 「スキコン(薬用スキンコンディショナー)」が長年のロングセラー。
  • ファンとの信頼関係が厚く、リピーター率が非常に高い。
  • カウンセリング重視の販売スタイルで、専門性と信頼を構築。

④ KANEBO(カネボウ化粧品/花王)

特徴:

  • 2016年に「KANEBO」としてグローバル戦略ブランドに再編。
  • 「時間美容」や「生き方としての美しさ」に着目したブランドコンセプト。
  • 美容液レベルの洗顔料など、新発想の商品が多い。

強み:

  • モダンでスタイリッシュなブランド構築。
  • 自社の皮膚科学研究を活かしたテクスチャー・感性設計に優れる。
  • 若年層から中堅まで幅広く支持され、感度の高い都市型店舗に強い。

総括(一覧)

ブランド主な特徴強み
クレ・ド・ポー ボーテラグジュアリー×先端科学富裕層・海外市場・総合的な完成度
コスメデコルテ東洋思想×科学、リポソーム技術肌実感の高さ・中国人気・ロングセラーの強さ
アルビオン乳液先行・スキコンで有名カウンセリング販売・高リピート率
KANEBOグローバルブランド・時間美容モダンな感性・洗練された商品開発力
この記事を書いた人
安倉 秀人

株式会社大丸にて複数ブランドの統括を行い、現場での売上拡大とスタッフ育成を担当。百貨店の化粧品売場にて10年間、販売マネジメントや販促業務に従事。またメイクアップアーティストとしてイベントを中心に店頭活動に従事。
その後、株式会社船井総合研究所にてエステサロン、化粧品販売店、整骨院など美容・健康業界を中心とした経営コンサルティングに携わり、地域密着型店舗の業績改善を数多く実現。
さらに、株式会社コーセーにて新ブランド「ADDICTION(アディクション)」の立ち上げに販促担当として参画。ブランド世界観の構築や店頭プロモーション設計を行い、ラグジュアリーコスメ市場におけるプレゼンス向上に貢献。
その後、IT企業エスキュービズム株式会社にてソリューション営業に従事し、化粧品業界のDX支援に取り組む。月間MVPを獲得するなど営業面でも成果を上げ、現場・戦略・テクノロジーを横断した提案力を磨く。
独立後は、地域とブランドから化粧品店を探せるポータルサイト「キレイエ」を立ち上げ、美容・健康業界の経営支援と販促・ブランディング支援を行っている。また、中小でIT導入が進まない企業への導入支援とともに、化粧品業界の新しい未来をつくるための活動を行う。

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